先生セキララ日記 ~幼稚園の現場から~

幼児教育・子育てについて、幼稚園教諭の視点から綴ったブログです。現役の先生、保護者の方、これから先生になる人達と一緒に考えていくことを目指しています。

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一人ではできないプール遊び

2016/08/23

子どもの様子から、もう少しダイナミックに遊べる遊びを考え、プール全体を使った遊びを投げかけました。

ダイナミックに遊ぶことができるプール遊び

”洗濯機”

プール内を”洗濯機”に変身させ、水を回転させます!

プール内(なるべく端のほう)を皆で同じ方向にむかって、笛の音に合わせて歩きます。

はじめは歩く。そして、段々早く笛をならし、笛の音の速さにそって、早歩き!!

するとだんだん子どもたちの動きが水の流れを作り、洗濯機のように水もぐるぐるとまわります。

タイミングをみはからって、走ることをおしまいにする合図で、全員が浮いてみます。

すると、水の流れに沿って、自然に回るプールのようになるのです。

年少ではこれで十分ですが、年長になると、皆で同じ方向に向かって早歩きをし、水の流れができてきたところで、反対周りをして、歩くと、水の抵抗を感じることができますよ。

”海”

海と言えば波!!

大きめのプールでは、子どもたちの動きにより、”波”をつくることができます。

プールの片方の端に、子どもたち全員を集めます。

皆で同じ方向に向かって歩きます。

先生の合図で、反対方向にむき、また歩きます。

この繰り返し。

ポイントは先生が合図を出すタイミング。

水がプールの壁にあたってもどってくるタイミングで子どもたちの向きもかえ、歩くことができるようにすること。

水と子どもたちの動きを同じにすることが大切です。

水の動きがよせてはかえすようになってきたら、足をうかせてみましょう。

水の動きと一緒に子どもたちも動くので、海にいるような遊びができますよ。

宝探し

水の中に沈むものや浮くものをまき散らせて、子どもたちが拾い集めるゲームです。

個々に、何個集められたかを競ってもいいですし、勝敗がわかるような年齢であれば、チームに分かれて数を競っても楽しいです。

潜って取ることできるとよりいいですが、まだ水への苦手意識がある子がいる場合は、水面にうくものを準備してあげると皆で楽しむことができます。

 

プールならではの遊びを、存分に楽しめるよう工夫していきたいなと思います。

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