指先を使った遊び~ひらひら動くちょうちょを作ろう!~
2018/01/23
指先をつかった遊びは脳の発達にも効果的であるといわれています。
今日は、小さい子でもできる指先を使った遊びをご紹介します。
”ちょうちょ”を作って動かして遊ぼう!
まだ年少組の子どもたちが入園したばかりのころ、母親の存在を求めて不安定な姿が見られました。
そこで、遊びに関心をもてるよう、”ちょうちょ”をひらひらと動かし、一緒につくってみることを投げかけました。
用意するもの
- 広告紙
- 画用紙
- 丸や三角、ハート型などの型をとったもの
作り方
- 広告紙を棒状に丸めて芯をつくる
(なるべく固くしっかりとしたものになるように巻いていく) - 画用紙をちょうちょのかたちに切り抜く
(画用紙を半分におって、左右対称になるようにして切る) - 丸や三角、ハート型などの型をとったものをのりで貼り付ける
- 3を1の広告紙を棒状にしたものにセロハンテープで貼り付ける(3箇所くらいとめればOK)
※折り線の上に棒状がくるように貼り付ける
遊び方
棒ををもって、上下に動かすと羽がひらひらと動くので、羽の動きを楽しむことができます。
子どもたちは、好きなところにもっていき、ちょうちょをとばして遊んでいました。
園庭で花を見つけてその上に乗せてみたり、私の頭にのせてみたりしておちゃめな姿も見られましたよ。
作ったものをその日のうちに持ち帰ったのですが、翌日も幼稚園に持ってきて遊びを継続させる姿も見られました。
ポイント
年齢によって、できることが異なってくるので、発達に応じて取り組むとよいと思います。
(そのため、取り組む子どもの様子によって、活動時にどのようなねらいをもって取り組むのかということが異なってきます。)
たとえば、年少の1学期の段階では、3の「のりを塗る」というところで、のりの使い方を知るということにねらいをおいて取り組みました。
(この段階での、のりの使い方のねらい・・・「のりをつけ、前面にひろげて塗る」ということができるように、この活動を取り入れています。年少でも段階によっては、のりの使い方のねらいもかわってきます。)
年中時期には、年少での経験をふまえ曲線をきることができるようになっているので、工程2のところで切り取り線をかいておいてあげると、自分で切ることができるように思います。
(この場合は、線に沿って切る、曲線を含むラインを切るということがねらいとなってくると思います。)
年長後期では、工程2のところで、自分で切り線を書いてそれを切るということもできるようになってくると思います。
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