幼稚園はブラック
保育園の賃金や時間については話題にあがりますが、幼稚園の就労体制についてはあまり議論になりません。
幼稚園は、労働環境が良いからでしょうか。
答えは、多くの幼稚園が、Noです!
労働基準法に反しいるところがたくさんあります。
どういったことがブラックなのか、順番にみていきます。
時間が守られない
幼稚園は、時間になったら帰宅できるところと、準備、その日の活動、行事等によって、終了時間がバラバラなところがあります。
何時に終わるか決まっていない園は多くあり、予定がたてにくいです。
終了時間が決まっていたとしても、終わらなかった仕事は持ち帰るところが多いです。
寝る時間がない、帰ってからゆっくりできない、終わる時間がわからないのは精神的負担が大きいです。
休憩時間がない
8時間労働の場合、45分の休憩をとらなければなりませんが、昼食は子どもたちととるため、お箸の持ち方、食べ方、苦手な給食を食べられるように…などの援助を要するため、休んでいる暇はありません。
私はお弁当の日は、食べる時間がないため、なるべく早く食べられるおにぎりをもっていっています。
子どもが帰ってからも、しなければならないこたがたくさんあるので、到底休めないのです。
長時間労働
就業時間は、8時から、休憩なし、終了は早くて18時だとしても、10時間働きっぱなしは当たり前。
行事前には、22時まで残っていたという話も聞きます。
低賃金
このように、時間が守られない、休憩なし、長時間労働のわりに、給料は、低いです。たとえば、17時半までの計算で給料が支払われている場合、での給料計算のため、賃金が低いですが、実際は 時以降も仕事をしなければならない状況です。
残業代がでない
熱意があればあるほど、保護者との連携、個人記録、保育記録、教材研究等に時間を費やしています。たとえ、それは個人の仕事として仕事時間内に含まれないとしても(それもおかしいと思いますが)、全体で終わる時間が8時間を超えるのであれば、残業代が支払わなければなりません。
しかし、残業代どころか、土日祝日の出勤や研究会の給与は出ない現状があります。
幼稚園教諭は厳しい現状にあります。
幼児教育の質を挙げられるように努力すると共に、幼稚園教諭の待遇を改善できるよう働きかけていきたいと思います。
情報交換・共有できるサイトを目指しています。
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