脳が育つカルタとり~通年楽しむ!年少児も楽しめるカルタを作ろう!~
2018/01/19
お正月遊びの延長で、カルタ遊びをしています。
今日は、知育玩具「カルタ」の魅力をご紹介します。
カルタ遊びを楽しむ中で、育まれるもの
- 言葉や文字、文への関心
読み札にある言葉や文の面白さを感じる中で、さまざまな言葉に関心をもつようになり、また、”目で見る”絵と文字、”耳で聞く”言葉、を対応させながら言葉・日本語を獲得していくことができます。
- 聞く力・集中力
カルタは、読まれた札を先に見つけてとる人の勝ちです。
相手より先にとろうとすると、読み手の言葉をよく聞いて、聞いた言葉をもとに他者より早くさがしださないといけません。
そのため、遊びを楽しんでいる中で、他者の言葉を聞こうとしたり集中したりする力が身についていきます。
- 約束事・ルールを守る規律性
互いにルールを守って遊ぶことができなければ、遊びを楽しむことができません。
幼稚園で初めてカルタをして遊ぶときには「自分が取りたい」という思いから一方的な姿も見られますが、ルールを守らなければ、友達とぶつかってしまいます。
そのぶつかりあいの中で、ルールがあることを知り、ルールを守って遊ぶことの必要性を感じるようになるのです。
- 人とのかかわり
家族や友達みんなで一緒に遊ぶ中で、他者かかわって遊ぶ楽しさを感じます。
- 総合的な力
読み上げるのを耳で聞いて、それを記憶にとどめながら、その言葉と関連する語句や絵などを連想して探して、「これだ!」という札をできるだけ速く取る。耳も目も脳も手も使います。
反射神経も必要ですし、前のめりになって、膝をついて、全身を使って遊びます。頭も高速回転するわけです。
幼稚園・保育園児のころからずっとかるた遊びをしていると、言語力、記憶力、反射神経、適度な競争力、そしてコミュニケーション力、さまざまな能力が磨かれます。五感が開き、反応がよく、総合的に賢い子、利口な子になるのです。
「遊ぶ力は生きる力」齋藤孝/著 (光文社新書)より
カルタは、文字が書かれている字カードと絵が画かれている絵カードを用いることが一般的です。
年中、年長児になると、文字を読んだり書いたりすることができるようになっていきますが、年少児ではまだ文字を書くことが難しいので、年少児でも楽しめるように、絵を使っかるたとりをしています。
年少児でも楽しめるカルタの提案
準備物
- 厚紙
- はさみ
- クレパス
作り方
遊び方
カードに画かれてある絵の名前を読み手が読み、他児が取る。
大人が読む場合は、ものの名前だけでなく、文章にしたり、なぞなぞ形式にしたりすると遊びが広がります。
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