”イライラ”が”素敵!”に変わる方法
2016/07/19
「幼稚園に預けると、ホッとする」「夏休み、冬休みに入ると、ずっと子どもと一緒でしんどい」というお母様からのお声を聞くことがあります。
大好きで大事な子どもでも、ず~っと一緒だと、イラッとしたり、言いたくないことをいってしまったりすること、ありますよね。
おかあさんは、毎日の中で、いいたいことがいっぱい!!
・「片付けなさい」と言っても聞く耳もたず遊びをやめない
・気がが多く、放っておくといろんなところに行ってしまう
・ 友だちとのおしゃべりに夢中で先生の話に集中できていない
などなど日常生活の中で、いろんな気になること、怒りたくなってしまうこと、イライラすることがあると思います。
ただでさえお母さんはおうちのことで大変!
そんな時にこういうことを目にしたり言っても聞かないことが続いたりすると、思わず怒ってしまうことがありますよね。
でもお母さんだって怒りたくて怒ってるんじゃない。
できるならニコニコママでいたいし、いっぱい褒めてあげたい!
そういうときには、こどもの見方、捉え方を変えてみると、違ったことばがけができるかもしれません。
子どものいいところも気になるところも表裏一体。
行動の中にある子どもの育ちや心に目を向けてみると、"褒めるポイント"になり、肯定的に捉え、子どものことをもう少しおおらかにみてあげられる気がします。
一見”マイナス”な行動を、違う角度からみてみる
例えば上の
・「片付けなさい」と言っても聞く耳もたず遊びをやめない
は、物事にすぐに飽きず、自分の好きなことをとことん、根気よく取り組んでいる証。
遊びに夢中になれる子は集中力が身に付きます。
・気がが多く、放っておくといろんなところに行ってしまう
は、知りたい!楽しそう!なんだろう?!などと、いろんなこと、ところに関心をもっていることの表れ
そして
・友だちとのおしゃべりに夢中で先生の話に集中できていない
は、友だちとのかかわりが楽しく感じられるようになっていることの表れでもあります。
子どもの姿から育ちや行動を読み取ろうとしてみると、その子の良さをもっと感じ、寄り添ったことばがけができるように思います。
でも、なんでも良し!ではありません。 場面や状況によってこんな悠長に考えられない場面ももちろんあります。 ただ、子どもの行動に表れている表面だけでなく、育ちや心情を掘り下げて考えることで、保育・子育ての援助やことばがけがきっと大きく広がっていくと思います。
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