トラブル&トラブル 破壊力がすごい…
2016/07/17
学級が崩壊直前!!
現在、年少組の担任をしています。
なかなかの爆発力が・・・。
こんなにもすごいのは久しぶりだ!!
たたく、噛む、号泣する、脱走する、叫ぶ・・・3歳児ではよくある姿で、
大概は、一部だけででおこっていて、それを見ている子、理解している子などがいます。
しかし今年は、クラス全体がこんな感じで、一斉に共鳴しあっているのです。
クラス分けの際、先輩から、「支援がいる子を固めたから、大変かもやけど、任されるっていうことは、幸せなことだと思う。頑張ってね」と声をかけていただきました。
その時は、まだ「?」だったけど、本当に破壊力がすごすぎます!!
こないだは、「キ~~~!!」と奇声を手当たり次第、近くにいる子をたたき、目にするおもちゃをぶちまけ(本棚の絵本すべて、ままごと用具すべて、ブロックすべて)、それに同調した子が同じようにはじめ(その手の早いこと!!)、そのおもちゃが周りの子にあたり号泣し、
また違うところでは、「おかあさんにあ”い”た”い”ぃぃぃ~」と泣き叫ぶ声。
一方で「先生、なんかこぼれてるよ」との声にふりむくと、おしっこが一面に!!(ひぃ~~、このタイミングで!!)
そして他の子が、「せんせい、うんち~」(一人でできないので、ついていかないといけない)
呆然とするがそのヒマもなく。
昼食時の一波乱
昼食時は、お箸を使えないから食べようとしない子、集中が続かずお弁当箱をあけたまま、部屋から出ていく子、お弁当やお箸をおとしてしまい、泣き叫ぶ子、食べ終わり走り回る子…。
ゆっくり食べる時間がないことは想定し、おにぎりを持参していたけれど、それさえ食べられず、ごはんにありつけたのは3時ごろでした。
環境構成を考え直す
こどもが帰ったあと、体力的にも精神的にも精魂使い果てましたが、一人ひとり、そして全体について振り返り、考えてみた。
奇声をだしながら、手当たり次第におもちゃをひっくりかえしたり、傍にいる子誰彼構わずたたいたりするのは、その子の気持ちが落ち着かないのかも。
友達の姿に刺激をうけ、部屋からでていったり走り回ったりするのは、じっくり遊べていないからなのかも・・・。
その後、落ち着いて過ごせる空間を、また、じっくりと遊べる環境づくりをこころがけてみようと、保育室の環境設定を変えてみました。
遊びのコーナーをわかりやすく、また、一つの遊びにじっくりとりくめるよう、ロッカーやカーテン、棚などで、ブロック、ままごと、絵本などのコーナーごとにしきりを作ってみました。また、保育室にあったおもちゃの楽器をいったん下げ、今は遊びを絞ってもいいのかなと無法地帯化しないようにしてみました。
そして、絵本コーナーには、じゅうたんを敷きリラックスして過ごせるような場に。
ままごとコーナーには、本来の家庭の空間と似たようなかたちや整理の仕方をこころがけ、雰囲気作りにカーテンをつけました。
子どもたちの様子に応じた、環境設定をしていけるようにしたいと思います。
疲れ切った気持ちで終わるのではなく、環境を変えてみたことで、明日どんなふうになるのか、少し期待を込めながらおうちに帰りました。
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